TAKARA PEOPLE

PEOPLE04

Y.K.さん 2014年入社

感謝される喜びが詰まっています。

Q

タクシードライバーになった経緯を聞かせてください。

A

以前は写真撮影や人材派遣などの仕事をしていましたが、タクシードライバーになる前の数年間は専業主婦でした。改めて定職に就き経済力を持ちたい、というのが応募の動機です。まったく知らない業界でしたから、今思えば興味ひとつで飛び込んだという感じです。

Q

女性ということで不安はなかったですか?

A

入社したのが2014年で、当時は今と比べて女性ドライバーがまだ珍しい存在でした。それでも、まったく不安や迷いはなかったですね。仕事で毎日7〜8時間運転していた経験があるので、むしろ自分の強みを活かせると考えていました。

Q

勤務シフトを教えてください。

A

はじめは隔日勤務シフトでしたが、今は夕方から深夜の時間帯に走っています。昼間は子どもの用事などがいろいろあるため、夜日勤シフトを選びました。体力面でハードに映るかもしれませんが、辛いと感じたことはありません。「しっかり稼ぎなさい」ではなく「しっかり休憩を取りなさい」と指導してくれる会社なので、上手に休みながら自分のリズムで働けています。

Q

酔った乗客など接客面での苦労はありますか?

A

基本的にお客様は親切な人が多いです。中には酔っている方もいますが、目的地までの僅かな時間ですから特に何とも思いません。コンビニや飲食店のの接客と何も変わらないと思います。むしろ、防犯対策が万全なのでタクシードライバーの方が安全かもしれません。「プロだから近道で行け!」みたいな横柄な人も、10年勤務して一度も乗せたことがありません。接客は、私にとって楽しみでしかないですね。

Q

印象深いエピソードはありますか?

A

怪我をされた赤ちゃんを抱えた若いご夫婦をお乗せして、病院を探しながら走ったことを鮮明に覚えています。一刻を争う差し迫った状況でした。後日、そのご夫婦から会社宛に感謝の手紙が届き、赤ちゃんの無事も確認できました。今では私の宝物です。

Q

タクシードライバーへの転職を考えている女性にメッセージをお願いします。

A

女性のお客様の多くは同性のタクシードライバーを希望されていて、「指名できないの?」とよく訊かれます。女性に限らず、降りる時に「ありがとう」という言葉を一日に何度も掛けていただけます。感謝される喜びがこの仕事には詰まっていると思います。
運転に自信のない方でもすぐに慣れるので大丈夫です。今の時代、すべての道を頭に入れる必要はありません。東西南北がわからなくても、ナビに頼れば何とかなります。宝自動車は大らかな社風なので、女性にとって働きやすい好環境です。急な用事で家に戻るなど融通も利くので、主婦にとってタクシードライバーは最適な仕事ではないでしょうか。

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